5.管理者の権限

はじめに

チームコミュニケーションツール「Slack」には、一般ユーザーである「メンバー」のほか、チームメンバーやワークスペースの設定を管理する『管理者権限』が3種類あります。

 

この記事では、管理者権限別の概要と権限設定方法を解説します。Slackの利用にともない管理者となった方は、ぜひご覧ください。

 

3種類のSlack管理者権限の概要

Slackには、次の3種類の管理者権限があります。

 

1.管理者(Admin)

Slackアカウント関連のほかメンバー・チャンネルの管理権限を持ちます。複数人が権限を持つことが可能です。

 

2.オーナー(Owner)

「1.管理者(Admin)」の権限に加えて、チームに関する各種設定の管理権限も持ちます。複数人が権限を持つことが可能です。

 

3.プライマリオーナー(Primary Owner)

ワークスペース内にただひとり持つことができる最上位管理者権限がプライマリオーナー(Primary Owner)です。「2.オーナー(Owner)」が持つ管理者権限に加えて、チームを削除することができます。

 

デフォルトでは、ワークスペースを作成したメンバーに権限付与されており、他メンバーへ権限譲渡が可能です。

 

管理者権限のランク順位

改めて、各管理者権限のランクは次のように設定されています。管理者、オーナーと紛らわしい表記に感じる方は、この順位であることを覚えてください。

 

順位権限種類
1プライマリーオーナー
2オーナー (Owner)
3管理者 (Admin)
権限なしメンバー

 

メンバーの管理者権限種類の確認方法

自分自身含め、各メンバーの権限を確認する手順は次のとおりです。

 

サイドバー上段のワークスペース名を選択し、表示された項目から『その他管理項目』をクリックしましょう(一般ユーザーである「メンバー」の場合、『その他管理項目』は表示されません)。

「その他管理項目」内から『メンバー管理』を選択すると、上記画像のページが表示します

 

「通常メンバー」タブ右端に、各メンバーの権限が表記しています

 

管理者権限の変更(付与・削除)方法

一般ユーザーの「メンバー」から、『管理者』『オーナー』など管理者権限へ付与する手順は、上記『アカウント別権限の確認方法』を参考に、メンバー別の権限確認画面から行えます。

 

任意のメンバー欄をクリックすると、上記画像の項目「管理者に任命」が表示され、目的に沿った選択をすると、すぐに権限が変更されます。

 

また、管理者権限を削除する場合は、上記と同様の手順に沿って、「オーナーの権限を削除する」または「管理者の権限を取り消す」を選択することで可能です。

 

プライマリーオーナーへの権限変更方法

上記『アカウント別権限の確認方法』を参考に、メンバー別の権限確認画面から行えます。

 

プライマリーオーナーは、ワークスペース内に1名のみ持てる管理者権限です。そのため、「管理者」「オーナー」と異なり、「権限を譲渡する」という表記になります。『オーナーの権限を譲渡する』を選択します。

 

「メンバーを検索」と表記された検索バーから新しいプライマリーオーナーとなるメンバーの選択と、パスワードを入力し、『ワークスペースのオーナーの権限の譲渡』をクリックすると、権限の譲渡が行われます。

 

一度変更してしまうと、この操作を行った元プライマリーオーナーも設定を戻すことはできないので、注意しましょう。

 

管理者権限の変更ルール

管理者権限の変更は、「管理者」「オーナー」「プライマリーオーナー」それぞれによって変更できる範囲が異なります。

 

ルール1.自身より上の管理者権限に変更できない

例えば、「管理者 (Admin)」は、

メンバー → 管理者

と変更はできても、

管理者 → オーナー

と、自身より上位の権限「オーナー」に変更できません。

 

ルール2.自身と同じ管理者権限を下位権限へ変更できない

例えば、「オーナー」が可能な下位権限への変更は、

管理者 → メンバー

と変更はできても、

オーナー → 管理者

と、自身と同じ「オーナー」の権限者を下位権限への変更はできません。

 

なお、最上位の権限である「プライマリーオーナー」は、すべての権限の変更が行えます。

 

管理者によるアカウントの「無効」変更方法

Slackでは、メンバーのアカウントを削除することはできません。削除に代わる変更として、アカウントの利用・操作を止める「無効化(解除)」を行います。

上記『アカウント別権限の確認方法』を参考に、メンバー別の権限確認画面にすすみ、アカウント欄右下「アカウントを削除する」を選択します。

 

ステータスが「メンバーを無効にしました」に変更されます。

 

以上で、無効化が完了しました。

 

無効化したメンバーアカウントを元に戻す方法

上記操作で、無効化したアカウントは、管理者権限により次の手順で復帰することが可能です。

 

メンバー管理画面内の赤枠位置「~件の解除済みアカウントが見つかりました」を選択します。

 

アカウントを無効化したメンバーリストが表示されるので、任意のメンバー欄右下「メンバーを無効にしました」を選択します。

 

表示される「アカウントを有効にする」を選択すると、無効化から復帰し、再びSlackを利用することができます。