動画配信サービス「Vimeo」の活用

eラーニングシステムedulioは、動画共有サービス「Vimeo(ヴィメオ)」にアップロードした動画の埋め込みにも対応しています。

この記事では、Vimeoの特徴・基本情報とあわせて、登録から諸設定の手順をご説明します。

 

1.Vimeoの特徴

 

eラーニングシステムedulioの導入を検討されるお客様とのお話のなかで、動画コンテンツのホスティングについて悩まれている場合、私たちはVimeoの利用をおすすめしています。

 

私たちがVimeoの紹介と共にお伝えする特徴・お客様にとってメリットとして「低価格」「高品質」「十分な機能性」の3点があります。

 

 

1-1.Vimeo料金プラン

 

2019年3月現在、有料プランは全4種類です。

 

プラン名PlusProBusinessPremium
月額料金¥700¥2,000¥5,000¥7,500

 

上位プランになるほど機能面やストレージ容量が大きく変わりますが、研修用動画や販売目的のコンテンツをアップロードするビジネス利用が目的の場合、PRO、Business、Premiumいずれかのプランにする必要があります。

 

詳しくは「Vimeoガイドライン:商用コンテンツに関するガイドライン」をご覧ください。

 

eラーニングシステムの導入など多くの動画を扱うことが予想される場合、この料金体系はとても魅力に感じるのではないでしょうか。

 

 

1-2.高品質・高機能

 

Vimeoでは単なる動画の保管・共有だけでなく、十分な品質と機能性が備わっています。

例を挙げると、つぎの通りです。

 

  • テーマカラーを変更可能
  • 動画の倍速再生に対応
  • 柔軟な公開範囲設定など、セキュリティレベルの高さによる動画コンテンツの漏洩対策
  • 複数ユーザーでの管理が可能

 

本記事内で、詳細な設定方法もご説明します。

 

 

2.Vimeo利用の手順

 

ここからは、Vimeoの登録から動画のアップロード方法、また主要機能の設定方法などをご説明します。

 

 

2-1.登録方法

 

Vimeoを利用するには、まずユーザー登録が必要です。ここでは、無料プランの「Vimeo Basic」の登録をしてみたいと思います。

 

まず「Vimeo公式サイト」にアクセスしましょう。

 

 

1)無料プランの登録

Vimeo登録手順_トップページ
ヘッダーの「登録」、または画面中央の「無料で登録」を選択します。

 

 

2)ユーザー情報の登録

Vimeo登録手順_アカウント作成

登録フォーム画面が表示されます。登録方法は、メールアドレスとパスワードの入力、またはGoogleかFacebookのソーシャルアカウントの利用に対応しています。

 

 

3)認証メールの確認

Vimeo登録手順_メール認証
メールアドレスで登録した場合、アドレス宛てに認証確認のメールが届きます。メール本文内の「Verify email address」を選択しましょう。

 

 

Vimeo登録手順_登録後画面

ログイン後は上記画像の画面が表示されます。Vimeo登録方法の説明は以上になります。

 

なお、別プランへのアップグレード・ダウングレードは、左サイドバー内「アップグレード」を選択し、決済情報を入力するだけです。

 

決済方法は、次の種類が対応しています。

  1. PayPal
  2. クレジットカード
  • VISA
  • Mastercard
  • JCB
  • アメリカンエクスプレス
  • Discover

 

 

4)動画アップロードと公開範囲設定

 

動画をアップロードするには、登録後にログインしたトップページの左サイドバーまたは画面右上の「アップロード」を選択しましょう。

任意のファイルを選択すればアップロードが開始されます。

 

その際に同時に設定できるのがプライバシー(公開範囲)設定です。

 

 

Vimeo利用手順_動画アップロード

有料プランで選択可能になる「この動画をVimeoで非表示にする」に設定しましょう。

 

この設定により、外部サイトに埋め込んだ場合のみ動画が視聴可能となり、管理者以外のユーザーはVimeo内で動画を見ることはできません。

 

eラーニングシステムなど非公開の会員制サイトに利用する場合は、この設定を忘れないようにしましょう。

 

 

5)動画のプライバシー設定と埋め込み

Vimeo利用手順_アップロード後

アップロード後、トップページに動画が追加されているのが確認できます。

 

つづいて、管理画面から動画のプライバシー設定を変更します。管理画面で行う主な設定は、次の3点です。

 

  1. 公開範囲設定
  2. 動画埋め込みを許可するドメインの指定
  3. 動画ダウンロードの制限

 

追加した動画を選択し、管理画面に移動しましょう。

 

 

Vimeo利用手順_プライバシー設定

左サイドバーの「一般」から『プライバシー』を選択します。

 

①動画の公開範囲設定を変更できます。アップロード時に設定し忘れた場合は、確認しましょう。

 

②edulioなど特定の外部サイトにコンテンツを埋め込み限定公開する場合、「どこに動画の埋め込みを許可しますか?」項目を『特定のドメイン』を選択し、追加入力してください。

 

③動画をダウンロードできないよう「この動画のダウンロードを許可する」のボタンをオフに設定変更しましょう。

 

設定変更後に「保存」を選択してください。

 

 

Vimeo利用手順_動画埋め込みコードをコピー

Vimeoにアップロードした動画をedulio上に表示させるため必要なのが、iframe埋め込みコードです。

 

同じ動画管理画面の右上「共有」から『埋め込みコードをコピー』を選択すると、必要なiframeコードを取得できます。

 

 

【edulioでの活用方法】

edulioに活用できる、Vimeoの登録と初期設定のご説明は以上になります。

edulio内の詳細は、サポートページ『edulio操作マニュアル「YouTube等の外部動画の活用」』をご確認ください。

 

 

2-2.テーマカラー設定方法

 

動画画面内のテーマカラーを変更することができます。

デフォルトではブルーですが、コーポレートカラーやサービスカラーに合わせて統一できます。

 

 

Vimeod利用手順_テーマカラーの変更方法

動画の管理画面内の左サイドバー「埋め込み」から『カスタマイズ機能』を選択してください。カスタムカラーにチェックをいれ、任意のカラーコードを指定しましょう。

 

上記画像では、カスタムカラーを赤に変更した例です。再生時間を表示するシークバーや音量など各種ボタンのカラー表示が変更されているのが確認できます。

 

 

2-3.再生スピード(低倍速)コントロール設定

 

Vimeoにアップロードした動画は、デフォルトではオリジナルの動画ファイルと同じスピードでのみ再生します。しかし、管理画面から「スピードコントロール」機能をオンに設定することで、動画視聴者が再生倍速を変更できるようになります。

 

eラーニングコンテンツの視聴者にとって重要な機能なので、必ず設定を変更しましょう。

 

 

Vimeo利用手順_スピードコントロール設定

動画管理画面の左サイドバー「埋め込み」から『コントロール』を選択します。項目内の「スピードコントロール」ボタンを選択し、保存しましょう。

 

動画内の歯車マークを選択すると、「スピード」項目が追加され、再生スピードを0.5倍速〜2倍速まで変更可能になっていることが確認できます。

 

 

2-4.ユーザー管理機能

 

Vimeoのアカウントに同僚を招待し、複数名で動画コンテンツの管理ができるようになります。

 

 

1)管理者権限の種類

 

Vimeo管理者権限には、アカウント作成者の「オーナー」のほか、以下の3種類があります。

 

アップローダー:アップロードと、その際の動画のタイトル・概要入力のみ可能
投稿者:指定のプロジェクトカテゴリのみ動画のアップロードや編集が可能
管理者:動画に関する管理が可能。アカウント設定・決済情報などの管理は不可

 

 

2)管理者権限の追加・変更方法

 

管理者権限を追加するには、管理画面から任意のメンバーへの招待の送信、承諾する必要があります。

 

 

3)管理画面「+チームメンバーを追加」

Vimeo利用手順_管理者権限の追加変更

画面右上のアイコンから「チームを管理」を選択すると、上記画像に移動します。画面内「+チームメンバーを追加」を選択しましょう。

 

 

4)追加メンバーへの招待メール送信

Vimeo利用手順_チームメンバーの招待

追加したいメンバーのメールアドレスと管理者権限種類を指定し、「招待状を送る」を選択します。

 

送り先のメンバーが招待メールから承諾のボタンを選択すると、管理者権限メンバーの追加が完了します。

 

 

3.Vimeo上級者向け機能の紹介

 

ここまで登録方法と、登録後に利用すべき主要設定をご説明してきましたが、そのほかにもVimeoには多くの機能が備わっています。

その一部をご紹介するとともに、Vimeoの魅力ある機能性について知って頂ければと思います。

 

 

3-1.動画編集履歴機能

 

Vimeoにアップロードした動画を、過去からどのように設定変更してきたか履歴を確認できます。

 

動画の管理画面項目「共同作業ツール」から『履歴』を選択してみましょう。「いつ・誰が・何を」変更保存したのか確認できます。

 

主要設定のご説明のなかでテーマカラーの変更や管理者権限メンバーの追加などに触れてきましたが、複数名で動画管理するうえで役立つ機能となるでしょう。

 

 

3-2.視聴統計データ

 

動画の管理画面項目「統計」から、つぎのような動画単位の視聴データを確認できます。

 

  • 日付別の動画再生回数
  • 再生回数のうち最後まで視聴された回数
  • 動画のどの時点まで見られているのか

 

提供している動画コンテンツのクオリティの分析・改善に役立つ機能です。

 

 

3-3.外部サイトの広告・宣伝機能

 

動画の管理画面項目「インタラクションツール」から、動画内に任意のURLリンク紹介画面を挿入できます。

 

  • 動画再生途中
  • 動画再生終了時

 

以上のタイミングに設定できます。

 

 

3-4.メールアドレス収集機能

 

同じく動画の管理画面項目「インタラクションツール」から、動画内にメールアドレス入力画面を挿入できます。

 

  • 動画再生開始前
  • 動画再生途中
  • 動画再生終了時

 

以上のタイミングに設定できます。