eラーニングのメリット、デメリット

eラーニング-ナレッジをご覧いただき、誠にありがとうございます。eラーニングという学習形態は、集合型研修にはないメリットが複数あります。
しかし、メリットの裏返しとしてデメリットもあります。

事前にメリット・デメリットを理解することで、自社の事業や目的に沿った教材作成や運用体制の検討に役立つことがありますので、是非ご覧ください。

「1.企業」「2.受講者」視点別のメリット・デメリット

eラーニングのメリットとデメリットを、企業側(講師、システム運用者)と受講者側(自社社員、生徒)

のそれぞれの立場・視点分けてご紹介します。

1.企業にとってのメリットとデメリット

1)メリット

①コスト削減
業務負荷の軽減と各種コスト削減が見込めます。受講者数が増えるほど大きなコスト削減の効果が期待できます。

      • 講師の講演回数削減
      • 運営スタッフの調整
      • 会場費用
      • 資料印刷等
      • 受講者の交通費・宿泊費などの費用負担(社員研修の場合)

②管理業務の効率化
受講データをシステム上で一括管理できるため、確認・分析を効率的に行うことができます。

      • 受講人数、進捗状況、成績の把握
      • 受講者フォロー

③安定したサービス提供
集合型研修で起こりえる病気や交通機関によるトラブルや、講師による講義の進め方のばらつきがなくなるため、サービスの品質を一定基準で提供しやすくなります。

2)デメリット

①システム利用に向けた準備作業
eラーニングを開始するには、システムやパソコン操作の理解が必要です。

      • 学習教材の制作準備
      • システム内の学習コース設定
      • 簡単なエクセル操作
      • 受講者へのシステム利用の案内
      • 受講者へのシステム利用のサポート
      • システム運用スタッフのトレーニング

②受講環境の整備
事業内容によっては、受講者への機材の貸出しなど備えなければならない可能性も考えられます。

③すべての教育プログラムをeラーニング化することは困難
eラーニングは、受講者への情報提供を主とした機能を備えているものであり、例えば、受講者と講師との双方コミュニケーション(ディスカッション・実技研修等)には不向きと言えるでしょう。

2.受講者にとってのメリットとデメリット

1)メリット

1.時間・場所を問わない効率的な学習
集合型研修のような時間や場所の制約が無くなるため、都合に合わせた学習が可能です。

      • 自宅、通勤時、夜間、週末、休憩時間など学習に集中できる状況を選択可能
      • 動画の倍速再生機能等により学習時間を短縮化
      • 何度でも繰り返し復習可能

2.進捗状況の確認によるモチベーションの維持
システムにアクセスすれば、現在の学習進捗状況を把握できます。当たり前のことのようですが、これまでに学び積み上げてきた努力と、これから学ぶことを都度目にすることの効果は非常に大きいです。

2)デメリット

1.対面での質疑応答ができない
eラーニングの質疑応答は、メールやチャットが主体となることが多いため対面での質疑応答は困難です。最近では、ビデオチャットで補う学習塾様の事例も見受けられますが、数少ない事例です。

2.端末やインターネット環境が必要
システムを利用するため、PC・スマホ・タブレットなどの端末機器を準備し、インターネット回線に接続する必要があります。

まとめ

これまでにeラーニングに成功している企業様の多くは、eラーニングによるメリットとデメリットを理解し「基礎的なインプット学習と確認テスト」をeラーニング化することで学習の効率化とコスト削減を実現し、ディスカッションやロールプレイングなど集合型の研修は別途オフライン研修やビデオチャットを活用している事例が多いと思います。

是非、当記事を参考に、御社に合わせた最適なeラーニングシステムの使い方を考えてみて頂ければ幸いです。